雇用の面では、国際労働機関(ILO)によると、経済活動人口はこの10年間に19億6000万人から23億6000万人に増えたといいます。
しかし、雇用はいくつかの地域では著しく増えましたが、第三世界では新しい雇用機会は新規参入者の数に追いつかず、そのためこの主要な経済指標を低調なものにとどめています。
株価を基準にとるなら、1980年代は画期的な10年となりました。
ニューヨーク株式市場の投資家にとっては、87年10月のような例外はあるものの、概してそのポートフォリオの価値はとんとん拍子に高まりました。
優良500銘柄からなるスタンダード・アンド・プア・インデックスによると、株価はこの10年間で3倍近くにはね上がったのです。
機関投資家も個人投資家もどちらも、利益を得ました。
東京株式市場の株価の高騰ぶりはそれ以上でした。
こうした世界経済の基本的指標と、地球環境の健全さを評価する指標は、これ以上は考えられないほどの対照を示しました。